ソフト闇金エープランの返済が苦しい方へ|違法業者から抜け出すための完全ガイド

返済日が近づくたびに胃が痛む。スマホが鳴るたびにビクッとする。「次の給料日まで持つだろうか」と不安で夜も眠れない──。

ソフト闇金エープランからの借金で、こんな毎日を送っていませんか?

結論から言うと、ソフト闇金エープランは違法業者です。違法業者への返済義務は、元金を含めて法律上ありません。この記事を最後まで読んでいただければ、状況を変えるための具体的な方法がわかります。

闇金問題に強い弁護士・司法書士事務所に今すぐ相談することで、取り立てを止めることができます。以下の事務所は無料相談に対応しています。

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目次

ソフト闇金エープランとは

公式サイトの情報

ソフト闇金エープランは、「a-plan-365.com」というドメインで公式サイトを運営している貸金業者を称する業者です。公式サイトでは以下のような融資条件が記載されています。

  • 金利(初回):1週間から最大1か月間で20%
  • 特別金利:30歳以下・50歳以上の方は10%
  • 手数料:一律4,000円
  • 返済周期:1週間から1か月間(給料日返済・月1返済に対応)
  • 連絡手段:LINE完結
  • 審査:簡単審査、在籍確認なし(収入確認資料は必要)
  • 融資スピード:最短約10分
  • 対応時間:24時間営業

「在籍確認なし」「ブラックでも対応」「24時間即日融資」といった言葉が並んでいます。正規の金融機関から断られた方にとって、こうした宣伝文句はとても魅力的に映るかもしれません。しかし、この「魅力的な条件」の裏側にはある重大な問題が隠されています。

実態との乖離

公式サイトには「ソフト闇金」とはっきり書かれています。つまり、この業者は自ら違法な無登録金融業者であることを公言しているとも言える状況です。

「ソフト」という言葉には「暴力的な取り立てはしない」「優しく対応する」というイメージがあります。しかし、「ソフト」であるかどうかと「合法」であるかどうかは、まったく別の話です。金融庁の登録貸金業者情報検索サービスで「エープラン」を検索しても、該当する登録業者は見つかりません。つまりエープランは、貸金業法が定める登録を受けていない無登録業者です。

正規の貸金業者であれば、貸金業の「登録番号」が必ず明記されています。登録番号のない業者は、名称がどれほど親しみやすくても違法業者です。「ソフト闇金」「優良闇金」という言葉は存在しません。闇金は闇金であり、エープランはその例外ではありません。

なぜソフト闇金に手を出してしまうのか

審査なし・即日融資の誘惑

消費者金融や銀行カードローンには審査があります。過去に延滞があったり、すでに複数社から借りていたりすると、審査に通りません。そういった方が「今日中にお金が必要」という状況に追い込まれたとき、ソフト闇金の「審査なし・即日融資」という謳い文句は強烈な引力を持ちます。

エープランの公式サイトでは「最短約10分での融資が可能」と記載されています。10分で現金が手に入るという手軽さは、切羽詰まった状況にある方にとって「救いの手」のように見えるかもしれません。しかし、その「救いの手」は実際には深みへ引き込む罠であることを、借りる前に知っておいていただきたいのです。

「ソフト闇金なら安全」という誤解

「ソフト闇金は取り立てが穏やかだから大丈夫」という誤解が広まっています。しかし、これは危険な思い込みです。「今は穏やかでも、返済が滞れば態度が変わる」というケースは珍しくありません。また、「穏やか」であることと「合法」であることは無関係です。

さらに深刻な問題があります。ソフト闇金に申し込む際に提供した個人情報(氏名・住所・電話番号・職場情報など)は、その後どのように使われるかわかりません。後述しますが、申込情報が他の業者や詐欺グループに流出するリスクは現実に存在します。「ソフトだから安全」という考えは、根拠のない思い込みです。

ソフト闇金エープランが違法業者である理由

貸金業登録をしていない

お金を貸す事業(貸金業)を営むためには、貸金業法第3条の規定に基づき、内閣総理大臣または都道府県知事の登録を受けなければなりません。この登録を受けずに貸金業を営むことは、10年以下の懲役もしくは3,000万円以下の罰金という重い刑事罰の対象になります(貸金業法第47条)。

エープランは貸金業の登録を受けていない無登録業者です。登録を受けていないということは、金融庁や都道府県による監督・規制の外にある業者だということを意味します。利用者を守るルールが何も適用されない状態で貸付を行う──それがソフト闇金の正体です。

金融庁の登録貸金業者情報検索サービスは誰でも無料で使えます。「怪しいな」と思ったら、必ずここで確認してください。登録番号がない業者は、どれほど丁寧なサービスを謳っていても違法業者です。

出資法・利息制限法に違反する金利

日本には貸金業者が受領できる金利に上限が定められています。出資法では年20%が上限、利息制限法では元本額に応じて年15〜20%が上限です。

エープランの公式サイトでは「1週間から最大1か月間で20%」と記載されています。これは「1か月で20%」の場合でも年利換算で約243%となり、法定上限の約12倍です。さらに「1週間で20%」という解釈をすると、年利換算で約1,043%にのぼります。これは完全な違法金利であり、出資法にも利息制限法にも明らかに違反しています。

違法な取り立て行為

貸金業法では、取り立て行為について細かいルールが定められています。正当な理由なく午後9時から午前8時の間に連絡すること、勤務先への連絡、張り紙・ビラ等による借金の事実の第三者への告知、他の貸金業者から借りるよう求めることなどが明確に禁止されています。

しかし、無登録業者であるソフト闇金はこれらのルールを守る義務を自覚していません。返済が遅れたときに「職場に電話する」「家族に連絡する」などの脅しが行われるケースが報告されています。「ソフトだから大丈夫」という甘い認識は、返済が難しくなった瞬間に裏切られる可能性があります。

ソフト闇金エープランの「低金利」は本当か

公式サイトの金利表記を年利に換算すると

エープランの公式サイトでは「1週間から最大1か月間で20%」と記載されています。この数字だけを見ると「20%」という数字は消費者金融(年利15〜18%)と大差ないように感じるかもしれません。しかし、これは大きな錯覚です。

消費者金融の金利は「年利」です。一方、エープランの20%は「1週間〜1か月」の金利です。これを年利に換算すると以下のようになります。

  • 1か月で20%の場合:20% ÷ 30日 × 365日 = 年利約243%
  • 1週間で20%の場合:20% ÷ 7日 × 365日 = 年利約1,043%
  • 特別金利(10%・1週間)の場合:10% ÷ 7日 × 365日 = 年利約521%

いずれも法定上限の年20%を大幅に超えており、出資法違反の高金利です。「特別金利10%」と言われても、年利換算すれば521%という異常な水準です。

手数料・先引きを含めた実質負担

エープランの公式サイトでは「手数料は一律4,000円」と記載されています。たとえば5万円を借りた場合、手数料4,000円が先引きされると実際の受取額は46,000円です。しかし返済は5万円に加えて利息を払わなければなりません。

シミュレーション1:5万円借入・1か月返済(金利20%)の場合

  • 実際の受取額:50,000円 − 手数料4,000円 = 46,000円
  • 1か月後の返済額:50,000円 × 120% = 60,000円
  • 実質的な手数料込み金利:(60,000 − 46,000)÷ 46,000 × 100 = 約30.4%(1か月)
  • 年利換算:約30.4% × 12 = 年利約365%

シミュレーション2:「ジャンプ」を半年間繰り返した場合

「ジャンプ」とは、元金を返済せずに利息だけを支払うことで返済期日を延長してもらう行為です。ソフト闇金では「今回は利息だけでいい」と言われ、元金がずっと残り続ける仕組みです。

  • 借入額:5万円(手数料4,000円先引き・実受取46,000円)
  • 毎月の利息:50,000円 × 20% = 10,000円
  • 6か月間ジャンプした場合の総支払額:10,000円 × 6か月 = 60,000円
  • 6か月後に完済する場合 → 合計支払額:110,000円(利息60,000円+元金50,000円)

シミュレーション3:複数業者から合計15万円借りた場合

  • エープランから5万円(月利20%・手数料4,000円)
  • 他の闇金Bから5万円(月利20%・手数料5,000円)
  • 他の闇金Cから5万円(月利20%・手数料5,000円)
  • 毎月の利息合計:10,000円 × 3社 = 30,000円
  • 6か月後の総支払額(利息のみ):180,000円(元金150,000円はそのまま残る)

複数の闇金から借りると、毎月の利息支払いだけで3万円が消えていきます。給料の多くが利息に消え、生活が立ち行かなくなって「また借りる」という悪循環に陥ります。

シミュレーション4:10万円が1年後にいくらになるか(複利計算)

  • 借入額:10万円、月利20%(ジャンプなし・複利計算)
  • 1か月後:120,000円
  • 3か月後:172,800円
  • 6か月後:298,598円
  • 12か月後:892,616円

たった10万円の借金が、1年後には約90万円に膨れ上がる計算になります。これが複利の恐ろしさです。

法定金利との比較

正規の消費者金融(アコム・プロミス等)の上限金利は年18%です。10万円を借りた場合の1か月あたりの利息は約1,500円です。エープランの場合、同じ10万円を借りると1か月あたりの利息だけで20,000円(さらに手数料4,000円)もかかります。正規の消費者金融と比べて13倍以上の負担です。

ソフト闇金エープランを利用するとどうなるか

完済させない仕組み

ソフト闇金のビジネスモデルは、借り手に「完済」させないことで成立しています。最初は「今月だけ」「次の給料日に返せる」という気持ちで借りても、利息の支払いだけで精一杯になり、元金が減らない状況が続きます。

「今月は利息だけでいいよ」「ジャンプしてあげる」という言葉は表面上は親切に聞こえます。しかし、これは元金を温存して利息を取り続けるための戦略です。借り手が「少し楽になった」と感じる間も、業者は確実に利益を積み上げています。

エスカレートする取り立て

最初は穏やかな対応でも、返済が滞ると状況は一変することがあります。よく報告されるパターンは以下のとおりです。

  • 深夜・早朝のLINEや電話による催促
  • 「職場に電話する」「家族に知らせる」という脅し
  • SNSのアカウントを特定しての嫌がらせ
  • 「追加でもう少し借りてまとめて返せ」という提案(借金の増額)
  • 「新しい人を紹介すれば返済を猶予する」という勧誘

取り立ての激しさは、最初の印象からは想像できないほど変化することがあります。「ソフト」という名前に安心してはいけません。

個人情報の悪用リスク

ソフト闇金に申し込む際には、氏名・住所・電話番号・職場情報・収入情報・場合によっては銀行口座情報や身分証明書の画像を提供します。これらの情報はその後、どのように管理・利用されるかわかりません。

無登録業者は個人情報保護法の監督下にはあるものの、実際には規定通りの管理がなされていないケースがあります。申込情報が他のソフト闇金業者や詐欺グループに横流しされ、「先日申し込んでいただいた○○です」という形で別業者から接触が来るケースが報告されています。一度情報を渡すと、それを取り戻す方法はありません。

さらに深刻なのは、提供した個人情報が犯罪行為に利用されるリスクです。あなたの名義を使って銀行口座が開設されたり、携帯電話が不正に契約されたりする「なりすまし犯罪」の被害に遭う可能性があります。

ソフト闇金エープランへの返済義務はない

不法原因給付とは

民法708条には「不法な原因のために給付をした者は、その給付したものの返還を請求することができない」という規定があります。これを「不法原因給付」と言います(e-Gov法令検索 民法708条)。

この条文が闇金問題においてどう機能するかを説明します。ソフト闇金による貸付は、貸金業法違反・出資法違反の違法行為です。違法な目的のために行われた給付(貸付)について、貸付を行った業者(エープラン)は「返せ」と法的に請求できないのです。つまり、法律の観点からすれば、あなたはエープランに一切返す必要がありません。

最高裁判例が示す明確な結論

「元金くらいは返すべきではないか」と感じる方もいるかもしれません。しかし、最高裁判所は明確な判断を下しています。

最高裁判所 平成20年6月10日判決では、「ヤミ金融業者が著しく高利の貸付を行った場合、借主は元本についても返済する義務を負わない」と明示されました。

「元金だけは返すべき」という考え方は、この最高裁判例によって明確に否定されています。これは感情論ではなく、日本の最高裁判所が示した法的結論です。エープランへの返済義務は、利息だけでなく元金も含めて存在しません。

「元金だけでも返すべき」は間違い

「借りたものは返すのが道義だ」という考えは一般的な道徳観として理解できます。しかし、この道義は相手が合法的な取引をしていることが前提です。違法な手段で金を貸し付け、違法な金利で利益を得ようとしている業者に対して、道義的な返済義務を感じる必要はまったくありません。

むしろ、すでに支払ってしまった金額がある場合、それを「不当利得」として返還請求できる可能性があります。専門家に相談することで、逆にお金が戻ってくるケースもあります。

今すぐできる対処法

闇金問題に強い専門家への相談

最も確実で効果的な対処法は、闇金問題に強い弁護士または司法書士に相談することです。専門家に依頼すると、まず「受任通知」という書面が業者に送付されます。この受任通知が届いた後は、業者が直接あなたに連絡することは法律上許されません。

正規の貸金業者は受任通知後の直接取り立てが法律で禁止されています。闇金業者は法を無視する可能性もありますが、弁護士が介入した案件には手を引くケースが大半です。受任通知の送付は即日〜翌営業日で行われることが多く、今日相談すれば明日には取り立てが止まる可能性すらあります。

相談時に準備しておくと役立つ情報のチェックリストです。

  • 業者名(エープラン)と連絡先(電話番号・LINEアカウント等)
  • 借入総額と借入日
  • LINEのやり取りのスクリーンショット
  • 通話記録(着信履歴も含む)
  • 振込・送金の明細
  • 他社からの借入状況

これらが揃っていなくても相談は可能です。まずは相談をすることが大切です。 

警察への被害届

ソフト闇金は貸金業法違反・出資法違反という犯罪行為を行っています。警察への被害届は選択肢の一つです。ただし、警察は個別の取り立て停止に迅速に動くことは少なく、刑事事件としての捜査に時間がかかることがほとんどです。取り立てを止めるという意味では、弁護士・司法書士への相談が最も直接的な効果をもたらします。

警察への被害届は、弁護士への相談と並行して行うことをお勧めします。証拠(LINE・通話記録・振込明細)を保全してから届け出ると、捜査の参考にしてもらいやすくなります。

行政の相談窓口

無料で相談できる行政の窓口も活用してください。

  • 消費生活センター(消費者ホットライン:188):「いやや」と覚えてください。最寄りの消費生活センターにつながります。
  • 警察の相談ダイヤル(#9110):違法な取り立て行為に対する相談窓口です。

絶対にやってはいけないこと

他の闇金で借り換える

エープランへの返済のために別のソフト闇金や闇金から借りることは、絶対にやってはいけません。借金が増えるだけでなく、被害業者の数が増え、取り立ての矛先も増えます。「Aの借金をBで返してBをCで返して……」という連鎖は必ず崩壊します。そして崩壊したとき、状況は今よりも遥かに深刻になっています。

「借り換えれば少し楽になる」という気持ちはわかります。しかし、闇金業者はこの心理を利用して、さらに借金を増やすよう誘導します。他の闇金への借り換えは解決策ではなく、問題の先送りかつ悪化です。

個人で交渉しようとする

「直接交渉すれば金利を下げてもらえるかもしれない」「誠意を示せばわかってもらえる」という考えも危険です。個人が闇金業者と直接交渉しようとすると、業者はそれをさらなる支配の機会として利用します。「誠意を見せろ」という名目でさらに多くのお金を要求されたり、家族や職場への連絡を持ち出して追い詰められたりすることがあります。

交渉は必ず専門家(弁護士・司法書士)を通して行ってください。

放置して逃げようとする

「引っ越せばわからないのでは」「無視し続ければあきらめるのでは」という考えも危険です。無視や逃走は業者を刺激し、取り立てのエスカレートを招くことがあります。また、個人情報が業者の手に渡っている以上、住所変更だけでは追跡を防ぐことは難しいです。

放置は「解決」ではありません。専門家に相談して正面から問題に対処することが、最終的に最も早く・確実に状況を改善する方法です。

SNS・個人間融資への注意

ソフト闇金エープランのような業者を避けようとして、別の危険な選択肢に飛び込んでしまうケースがあります。特に注意してほしいのが、SNS上の「個人間融資」です。

TwitterやInstagram、TikTokなどのSNSでは、「#お金貸します」「女性専用融資」「即日振込」「審査なし個人間融資」といったハッシュタグや文句で融資を募集する投稿が大量に存在します。「業者ではなく個人だから安全」という誤解がありますが、これは完全に間違いです。

個人間でお金の貸し借りを繰り返すことも、業として行えば貸金業法の規制対象です。SNS上の「個人融資」の多くは、ソフト闇金と同様か、それ以上に悪質な業者が「個人」を装って運営しています。被害を受けても業者の素性が不明なため、警察への被害届も難しくなります。

「女性専用」「親切対応」「急ぎでも大丈夫」という言葉でターゲットを絞り込む手口も横行しています。SNS上の融資募集には、絶対に応じないでください。

ソフト闇金エープランに関わるとどんな犯罪に巻き込まれるか

ソフト闇金との関わりは、借金問題にとどまりません。返済が困難になったとき、業者は利用者を別の犯罪行為に引き込もうとすることがあります。

口座売買・提供への誘導

「借金の代わりに銀行口座を貸してほしい」「口座を渡せば借金を帳消しにしてやる」という要求がなされることがあります。これに応じると、犯罪収益移転防止法違反となり、詐欺・振り込め詐欺の加担者として刑事罰を受ける可能性があります。たとえ脅されて応じた場合でも、法的責任は免れません。

携帯電話の不正契約

「スマホを名義だけ借りたい」「携帯を契約して渡してくれれば借金を減らす」という要求も同様に危険です。これに応じると詐欺罪(または携帯電話不正利用防止法違反)となる可能性があります。購入した携帯電話は詐欺の連絡手段として使われたり、本人確認書類の偽造に利用されたりします。

受け子・出し子への勧誘

詐欺グループの末端役割として、受け子(被害者から現金を受け取る役)や出し子(ATMから不正に現金を引き出す役)として使われるケースがあります。「荷物を受け取るだけ」「ATMで引き出すだけ」という簡単な仕事に見えますが、これは詐欺罪・窃盗罪の共犯として逮捕・起訴される重大な犯罪です。実際に受け子・出し子として逮捕された方の多くが「借金のせいで断れなかった」と供述しています。

どんな状況であっても、こうした依頼には絶対に応じないでください。応じる前に、必ず弁護士に相談してください。

あなたは悪くない──感情面に寄り添って

ここまで読んでくださったあなたは、今とてもつらい状況にいると思います。「自分が不注意だったから」「弱いから闇金に手を出してしまった」と自分を責めていませんか。

あなたは悪くありません。

正規の金融機関から借りられない状況──過去の延滞、複数の借入、病気や失業──は、誰にでも起こりえます。そういった状況で「今日中にお金が必要」という切羽詰まった場面に立たされたとき、即日・審査なしで融資すると宣伝する業者に頼ってしまうことは、意志の弱さではなく、人間として自然な反応です。

助けを求めることは弱さではありません。専門家に電話することは、問題から逃げることではなく、問題を正面から解決するための行動です。弁護士や司法書士は、あなたと同じ状況で苦しんできた何千人もの方を支援してきたプロです。責められることも、怒られることもありません。

「一人で解決しなければ」という思い込みを手放してください。あなたの周りには助けてくれる人がいます。

よくある質問

Q. 返済をやめたら本当に取り立てが来ませんか?

弁護士または司法書士に依頼して受任通知を送付してもらえば、法律上、業者はあなたに直接連絡することができなくなります。闇金業者は法を無視する可能性もゼロではありませんが、弁護士が介入している案件に強硬な取り立てを続けることはリスクが高いため、大多数のケースで取り立ては止まります。まずは専門家に相談することが最優先です。

Q. 費用はどれくらいかかりますか?払えるか不安です。

闇金問題を扱う弁護士・司法書士事務所の多くは、初回相談を無料で受け付けています。費用についても分割払い・後払い対応の事務所があります。費用の不安を理由に相談を先延ばしにしないでください。

Q. 家族や職場に知られたくないのですが大丈夫ですか?

弁護士・司法書士は守秘義務があり、相談内容を家族や職場に無断で伝えることはありません。また、専門家が介入することで、業者が「家族や職場に連絡する」という脅しを実行しにくくなります。相談することで、むしろバレるリスクが下がるとお考えください。

Q. 警察に相談したほうがいいですか?

警察への相談は選択肢の一つですが、取り立てを即座に止めるという点では弁護士・司法書士への相談が最も効果的です。警察は刑事事件としての捜査を行いますが、個人の案件に迅速に動くことは難しい場合があります。弁護士への相談と並行して、警察への相談や被害届の提出を検討するのがベストです。

Q. 既に何度もジャンプしてしまいました。今更相談できますか?

相談が遅すぎるということはありません。どれだけジャンプを繰り返していても、元金を含めて返済義務がないという法的事実は変わりません。むしろ、これまでに支払った金額が大きければ大きいほど、「不当利得」として返還請求できる金額も大きくなる可能性があります。今すぐ相談してください。

Q. エープランから借りていることを誰にも言っていません。匿名で相談できますか?

電話やオンラインでの無料相談では、まずは業者名や状況を話すところから始められ、匿名相談が可能な事務所もあります。

借金問題の根本的な解決に向けて

正規の借金がある場合の債務整理

エープランへの対処と並行して、もし正規の消費者金融や銀行からの借金がある場合は、債務整理を検討することが生活再建への近道です。債務整理には主に3つの種類があります。

  • 任意整理:弁護士・司法書士が債権者と交渉し、将来の利息をカットしたり、月々の返済額を減額する手続き。裁判所を使わず、比較的手続きが簡単。
  • 個人再生:裁判所を通じて、借金を大幅に減額した上で返済していく手続き。住宅ローンがある場合も家を残せる可能性がある。
  • 自己破産:裁判所を通じて、借金の返済義務を免除(免責)してもらう手続き。一定額以上の財産は失うが、生活に必要な最低限のものは手元に残せる。

ソフト闇金(エープラン)への借金は違法であるため、債務整理の正式な対象にはなりません(そもそも返済義務がないため)。しかし正規の借金と闇金の借金が両方ある場合、専門家がまとめて対処してくれます。

生活再建の公的支援制度

借金問題が解決しても、生活基盤が不安定な状態では再び困窮するリスクがあります。以下の公的支援制度を積極的に活用してください。

  • 生活福祉資金貸付制度:都道府県の社会福祉協議会が運営する低利または無利子の貸付制度。生活費・教育費・就労支援費など、さまざまな目的で利用できます。
  • 緊急小口資金:緊急かつ一時的な生活困窮に対する少額の貸付。
  • 生活保護:最低限度の生活を保障する制度。「恥ずかしい」という気持ちがあるかもしれませんが、必要な方が使うための制度です。
  • 消費生活センター(188):多重債務問題の相談も受け付けています。地域の無料相談窓口を案内してもらえます。

二度と闇金に頼らないために

闇金問題が解決したあと、同じ状況に陥らないために知っておいてほしいことがあります。緊急の資金需要に対応できる正規の選択肢として、以下を把握しておいてください。

  • 公的貸付制度(生活福祉資金など):低利・無利子で借りられる制度が存在します。
  • 勤務先の給与前払い制度:一部の企業では、給与の前払いサービスを導入しています。
  • クレジットカードのキャッシング枠:すでに持っているカードにキャッシング枠がある場合、年利15〜18%で借りられます(ソフト闇金の1/10以下)。
  • 消費者金融(正規):審査はありますが、年利20%以下の合法的な貸付です。

一番大切なことは、困ったら一人で抱え込まないことです。家族、友人、行政の相談窓口など頼れる場所は必ずあります。

まとめ

ソフト闇金エープランは違法業者です。違法業者への返済義務は法律上存在しません。

これは「払わなくても大丈夫かもしれない」というあいまいな話ではなく、最高裁判所が明確に示した法的結論です。

闇金問題に強い弁護士・司法書士に依頼すれば、受任通知の送付によって取り立ては止まる可能性があります。あなたが今すべきことは、専門家に相談をすることだけです。

一人で悩まず、まずは専門家に相談してみてください。以下の事務所はいずれも闇金問題の解決実績が豊富です。

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この記事を書いた人
法律事務所で債務整理案件を年間100件以上担当しておりました。債務整理案件の知識・経験をもとに記事を作成しております。この記事を通じて借金を抱えている方に少しでもお役に立てれば幸いです。